就活の流れ

 

就職活動で、何をすればいいのか、いつから準備すればいいのか、悩んでいませんか?

希望する企業の内定をゲットするためにも、まずは、就活の流れを確認していきましょう。

就活の流れが掴んで、スケジュールは前倒しで組んでしまいましょう。

2018年卒の就活の現状、次期19卒大学生の就活解禁時期、2020年の解禁予定もお伝えしていきます。

 

 

就活のための準備

まずは、大学生が本格的な就職活動に入る前に準備しておきたいことをご紹介しますね。

何から始めればいいかわからないという人も、就職活動をスムーズに進めるために、ここから取り掛かってみてください。

 

就活スケジュールを把握する

就職活動の時期の目安にしたいのが毎年、経団連が決定する就活解禁日。

2017年卒は、以前と大きな変化があり就活生のスケジュールにも大きく影響しました。

この解禁日で何がわかるかというと、企業説明会、インターンシップ、採用情報の公開、選考の解禁日など。

 

リクナビやマイナビの新卒用の公式サイトに情報がアップされるので詳しくチェックしてみましょう。

これから就職活動という人は、直近で新卒就職した先輩たちのアドバイスなどを参考にしてみてもいいかもしれませんね。

すでに解禁されている2018年の就活、時期2019年の解禁時期、2020年の解禁予定についてはこの記事の終盤でお伝えします。

 

就職活動の計画を立てる

就活スケジュールでだいたいの時期の目安を掴んだら、自分のスケジュールに落とし込んでみましょう。

企業によって開催時期や採用の動きは異なるので、関心のある企業には随時フレキシブルに調整していくことになります。

ひとまず、就職活動の全体像を掴んでざっくりとした計画を立ててみると、その前にできることやチェックしておくべきことがわかりやすくなると思います。

この先で、就活の流れの中で必要になる細かい項目も説明していきますので、計画を立てる際の参考にしてください。

 

テスト対策

新卒の採用の選考の際に、筆記やWEBでのテストが行なわれることも多いです。

企業の定める基準を満たしているかがチェックされるため、内定に近づくためには何としても通過しておきたいステップです。

選考テストのための対策や勉強は、就活が本格化する前の余裕のある時期に取り組んでおいたほうが賢明のようです。

 

WEBテストが主流のようですが、代表的なテストには「SPI」「TG-WEB」「玉手箱」「CAB」「GAB」のようなものがあります。

「SPI」は、「マークシート」「WEBテスティングサービス」「テストセンター」などの方式があり、企業によって実施方法も異なります。

それぞれのテストでやり方や問題形式、内容が違うため事前の対策を行なっておきましょう。

 

 

就活での自己分析の重要性

就職活動の際に欠かせないのが自己分析を行なっておくことです。

自己分析をすることによって、就職活動に必要な自分の軸が見えてくるでしょう。

自己分析にはいろいろなやり方があるので、自分が見えた!と思える分析方法を探してみましょう。

 

自己分析の重要性

自己分析は、自分のことを深く知るために行うものですが、何となく面倒と感じる人も少なくないでしょう。

しかし、職業選択をする上でも重要な材料となります。

ですから、どの仕事が自分に合うのかわからない、どんな仕事をしたいのかわからないという不安のある人ほど、自己分析をしてみると選びやすくなると思いますよ。

 

何気なく選んでしまって入社してからミスマッチに気付くのは避けたいですよね。

できるだけ自分に合う企業や職業に出会うためにも、まずは自己分析によって「自分の軸」を把握しておくことが大切なのです。

自己分析をすることで、将来像も見えてきやすくなるというメリットもあります。

 

つまり、目標が定まりやすいということ。

「こんな生き方をしたい」「こんな人になりたい」をイメージすると、どんな企業でどんな仕事をするのが適しているのかも考えやすくなるはずです。

自己分析は面倒!自己分析なんて必要ない!と感じている人も一度は取り組んでみることをおすすめします。

自分のことは自分が一番わかっていると思っている人ほど、きっと、新しい視点に出会えると思います。

 

面接対策と練習

  • 自分にとって大切なものは何だろう
  • 自分はどんな性格や個性を持っているだろう
  • これまでどんな経験をしてきただろう

 

上記のようなことを、きちんと言葉にすることができますか?

職務経験のない新卒者の採用面接では、これらの内容を聞くための質問はとても多くなります。

職務経験では見極められないので「人となり」が重視されるからです。

 

就職活動では、これらのことに向き合って、自分なりに表現していくことが大切になるシーンがたくさんあります。

自己分析を行なっておくと自信を持って答えることができるでしょう。

また、エントリーシートや応募書類の中身を自分らしい内容にすることにもとても役立つはずですよ。

 

 

内定に近づく企業と職種研究

すでに入社を希望する企業が見つかっている人、就きたい職種を決めている人は、企業や職種についての理解をとことん深めておきましょう。

まだわからないという人も、企業のことを調べたり、少しでも興味の湧く職業について研究してみたりすると「これだ!」という判断がしやすくなるはずです。

企業と職種を研究していくことについて説明しますね。

企業研究

就職活動において、企業研究は必須です。

なぜかというと企業を知らないと内定を獲得することが難しくなるから。

知らないままで応募しても、どうしてその企業に応募するのかという志望動機が弱くなってしまいます。

 

採用担当者に響く伝達ができないだけでなく、応募する自分自身のモチベーションも上がらないでしょう。

自己分析の内容も加味しつつ、自分に合う企業かどうかを見極めることも大切なことです。

 

企業を研究するといっても、何を知ればいいの?という大学生も多いと思うので、基本的な確認事項をお伝えしておきますね。

 

  • 企業の属する業界
  • 企業の規模
  • 事業内容の詳細
  • 商品やサービスの内容
  • 商品やサービスの対象
  • 企業理念やビジョン
  • 企業の歴史
  • 業績
  • 将来展望
  • 社風
  • 制度や勤務条件

 

職種研究

職種とは、経理、営業、総務、カスタマーサービス、マーケティングなどそれぞれの仕事の名前です。

職種によって、毎日の流れや接する人の種類、必要なスキルや能力、向き不向きの適性があります。

それぞれの特徴をよく理解して目指す職業を選択していきましょう。

 

どんな企業にも必要な総務、営業、経理などもありますし、専門的な職種ほど、企業によって配置されている場合とない場合が別れます。

一般的には同じ職種でも企業によって名称や業務の範囲が異なることも多いので特定の企業の職種を研究する際には注意しておいてください。

 

どうして職種研究が大切になってくるのでしょう?よく知らないままで仕事に就いてしまうと「イメージと違った」という状況が起きやすくなるのも理由のひとつ。

 

たとえば、キャビンアテンダントという職種。

キャビンアテンダントの仕事は、お客様の目に映るものだけではありません。

接客業は、常に良い雰囲気でお客様に接するので「仕事の大変さ」は見えてきにくいです。

世間一般的なイメージだけで就職すると、のちのちギャップに悩むことになるでしょう。

 

職種を研究することで見えてくる業務の流れの中には、想像していなかったことや嫌だなと思うこともたくさんあるのです。

それを知ったうえでの選択は必須です。

 

 

情報収集を助ける就職活動

就職活動は、企業、職種、採用状況などの情報収集がスムーズに内定を得ていく決め手となるといっても過言ではありません。

情報をいち早くキャッチして的確な行動に移したり、応募書類や面接の質を上げたりするためにも、効果的な情報収集を行なっていきましょう。

効果的な情報収集の手段をご紹介しますね。

プレエントリーをしておく

プレエントリーがあることをご存知ですか?エントリーとは違いますよ。

プレエントリーは、企業情報や特定の企業の採用情報を得るための登録のことです。

企業のホームページや就活サイトから登録することができます。

 

プレエントリーは応募したことにはなりませんし、プレエントリーしたからといって応募しなければならないわけではありません。

この点がエントリーとの違いです。

プレエントリーで自分の情報を登録しておくことで、企業からのインターンシップや会社説明会、採用情報などをメールで受け取れるようになります。

 

タイミングとしては、採用情報公開が解禁されたらすぐ!

実際の採用スケジュールは企業によってまちまちなので、入社を希望する企業だけでなく、気になっている企業にもプレエントリーしておきましょう。

 

インターンシップ

インターンシップの存在は学生の皆さんもご存知でしょう。

多くの企業が取り入れている就活生のための施策です。

迷っている人も大学3年生の段階で積極的に活用されることをおすすめします。

 

1日限りで行われる短期のものもあれば、数か月にわたるものもあります。

実際に企業で働くことを体験するため長期のものではお給料が支払われるものもあります。

いずれも、応募や選考日程のチェックが必要です。

 

短期のインターンシップは企業説明や職種についてのレクチャーが行われることが多く、ワークショップ的な要素を含めたりして趣向が凝らされているようです。

興味のある企業や職種を知ることに、実体験できるインターンシップはとても有効です。

自分に合っている仕事かな?の判断もしやすくなるでしょう。

 

OB・OG訪問

興味のある企業で実際に働いている先輩たち(OB・OG)に会ってもらい、企業や仕事のことを詳しく聞けるのがOB・OG訪問です。

企業説明会や面接などの正式な場では聞きにくいことも、比較的聞きやすい点が特徴です。

自分で企業や職種について調べている以上の詳しい現状が確認できるはずです。

OB・OG訪問によって働くイメージが持ちやすくなったと感じる就活生は多く、企業や職業選択の判断に役立つようです。

 

OB・OG訪問をすることには、いつという決まりはありません。

先輩たちの都合に合わせやすい、他の就職活動が込み合わないうちに行なうのがベストでしょう。

OB・OG訪問に応じてもらう先輩探しも必要なので早めに取り掛かりましょう。

 

企業説明会

企業説明会には、いろいろなタイプがあります。

大規模なホールなどでたくさんの企業が集まる合同説明会、企業が個別に行う企業説明会、どこにいても参加できるWEBでの会社説明会を実施しているところもあります。

 

大学に出向いて説明会を行なっている企業もあるようですね。

そのときに接点が持てるのは、企業の人事や採用担当者、もしくは、若手の社員ということもあるようです。

まだ応募する企業を絞り込めていないという人は、合同説明会に参加するといろいろな企業を知ることができるでしょう。

 

入社を希望する企業を決めたら、その企業のことを深く知るためにも参加しておきましょう。

各社、説明会のスケジュールはまちまちですので、随時チェックが必要です。

プレエントリーして情報をキャッチできるようにしておきましょう。

 

 

応募から内定までの就活の流れ

では、実際に希望する企業への応募から内定までの流れを確認していきましょう。

簡単にすると、応募・エントリー→選考・面接→内定となりますが、日程も進め方も企業によって異なるので混乱しないようにスケジュールに組み込んでいくことが大切です。

応募・エントリー

応募については、各企業のホームページや就活サイトの企業ページに書いてある応募要項をしっかり読みましょう。

履歴書やエントリーシートを送ることから始まるところが多いです。

郵送が指示されたり、WEB上で送れたりすることもあります。

 

指定事項をすべて満たすようにするのがポイントです。

期限が迫ってから焦って提出とならないよう、企業ごとの採用スケジュールを事前にチェックしましょう。

 

選考・面接

選考期間や方法、面接の回数や手段も各企業で異なってきます。企業の採用スケジュールを事前に確認していくことが必要です。

選考は、提出するエントリーシートや履歴書、テスト、面接(複数回)という種類があるので、企業の選考方法に応じた事前対策をしていきましょう。

複数応募している場合は、面接に進めたときの日程調整で混乱することがないように、自分のスケジュール管理を徹底することが大切です。

 

内定

めでたく内定を得ることは、皆さんの目指すところですよね。ただ、複数の内定を得たときは迷いが出てくるかもしれません。

企業が内定を出したということは「欲しい人材!」と思ってもらえた証拠で、採用担当者は内定受諾を待ち望んでいます。

大きな決断ですが最終的には、自分の軸をもとに判断することが大切です。

 

 

内定のための戦略!就活は流れの先手をいこう

ここで、就職活動で、できるだけストレスなく、落ち着いて、スムーズに内定までたどり着くための2つのポイントをお伝えします。

前倒しスケジュールをすることと、企業ごとのチェックを入念にすることです。

 

前倒しで準備する

就職活動の解禁日というのは、あくまで目安です。

たとえその前であっても、採用に関する活動を行なっている企業のほうが多いと思っておきましょう。

インターンシップや企業説明会への参加や入社への応募の期限は、できるだけ早く知って、早く応募することが鉄則。

時間に余裕がある分、充実した抜け漏れのない準備をすることができるでしょう。

 

企業チェックを怠らない

企業によって採用活動の内容が異なることに注意を払っておきましょう。

選考方法や日程もさまざまです。

この前の企業がこうだったから、次の企業も同じということはありません。

 

複数の企業に興味のある選択段階では、同時進行で進むことも多くなるはずです。

ひとつひとつの企業の採用活動の日程、内容、基準などを毎回チェックして、正確に対処することが大切です。

 

 

卒業年別の就活の流れ

では、2018年卒、2019年卒、2020年卒の就活スケジュールについて確認していきましょう。

目安の時期を把握して、自分の就活スケジュールの前倒し計画を立てる際の参考にしてくださいね。

2018年卒

2018年卒の皆さんは、すでに内定を得ている人も多いと思います。

そうでない人は就職のための今後の活動にはいろいろな選択肢があるはずです。

無料で新卒就活者のサポートをしているエージェントなどもたくさんあるので就職したい意志のある人は相談してみるのも一策だと思いますよ。

 

2019年卒

2017年に2019年卒の就活スケジュールが公開されました。現在の大学3年生は今すぐチェックしておきましょう。

2018年3月に情報公開が解禁され、企業説明会やエントリーシートの募集が始まります。

6月から面接などの本格的な選考にはいり、8月までの間に内定が決まる予定となっています。

ただし、業界や企業形態によって大きく時期が異なることもあるので、企業ごとのチェックは忘れずに行なってくださいね。

 

2020年卒のスケジュールは?

2020年卒(現在の大学2年生)のための就活スケジュールは、例年通りであれば2018年6月くらいに発表となる予定です。

大学3年生になるとインターンシップなどへの参加も考慮したい時期に入るので、自分の就職に関する希望を模索しながら、情報収集を行なっておきましょう。

 

 

まとめ

就活の流れをご紹介してきましたが、何をすればいいか、今の時期に何をしておいたほうがいいかを掴んでいただけたでしょうか。

就職活動は、情報収集をはじめ「準備」がものをいいます。

企業ごとの就活スケジュールをチェックして、先手先手で攻めの就職活動を行ってくださいね。

 

【この記事を書いた人】
ペンネーム:リク研
ビジネススキルや人事採用についての研究・執筆をしています。

 


自分らしく働ける理想の会社を見つけたい方へ
「就活を成功させたいけど、具体的に何をすればいいのかイマイチよくわからない」

「周りの友達が内定をもらい始める中、自分だけが取り残されている気がして不安」

「そもそも自分が本当にやりたい仕事がよくわからない」

そのような方におすすめなのが、プロの専任コンサルタントから履歴書・エントリーシートの書き方、面接やグループディスカッション対策などを無料で個別サポートしてもらえる就活サポートサービスです。

中でもAIによる独自のマッチングシステムと就活のプロによる丁寧なカウンセリングで91.7%の内定率を誇る『JobSpring』はおすすめです。

一人ひとりの適性を丁寧に分析して、入社後にいきいきと働けて自分の市場価値を高めることができる職場を選んでもらえるので、早期離職率が0.1%と非常に低いのも特徴です。

『JobSpring』について詳しく知りたい方はこちらをチェックしてみてください。

チェック⇒無料就活サポート『JobSpring』公式サイトはこちら

(*登録すると『03-6261-5989』という番号で『JobSpring』の担当者から折返し電話がかかってくる場合があります。)