内定で留年

 

就活がうまくいって内定をもらえたのに、単位が足りず卒業できない可能性のある方。

焦って企業に内定辞退のお詫びをする前に、まずは本当に留年してしまうのかを大学に確認し、教授に救済措置はないかを相談してみましょう。

卒業できず留年が決まってしまった場合は、内定先企業に謝罪するとともに、卒業できるまで待ってもらえないか相談してみてください。

内定取り消しとなってしまった場合は、就活に再挑戦する必要があります。

「卒業できずに留年しそう…」ということが発覚した時点で、最善を尽くせるように最大限動くべきです。

ここからは、内定をもらった後に留年の可能性がでてきた方が何をすべきかを解説していきます。

 

 

内定がでたのに単位が足りず、卒業できない可能性がでてきた場合

友だちと単位の話をしていて「あれ?もしかして卒業できないかも…」と不安になった方や、出席日数やテストの出来が悪く留年の可能性を感じている方は、まずは事実確認することが重要です。

また、後期のテスト結果が発表されてから動いては救済施策の数も減ってしまいます。

留年する可能性がでてきた時点で、すぐに行動に移しましょう。

本当に卒業できないのか、まずは確認する

卒業できる単位は、大学や学部ごとに異なるケースが多いです。

他学部や他大学の友だちとの話で不安に感じた方は、学部の要綱を確認するとともに、学部センターで卒業単位の仕組みについて確認してください。

全体の単位数は達しているけれど必修単位を取り漏れていた、といったケースもあり得ます。

自分が今まで取得した単位の内容も確認しましょう。

TOEICや簿記、基本情報技術者試験など外部資格を単位として認定してもらえる大学もあります。

資格を持っている場合は、卒業単位として認められるかも合わせて確認してみてください。

 

救済してもらえないか、教授に単位の相談をする

単位を一つでも落としたら留年することが確定することが判明したら、単位をもらえるか怪しい授業の教授に、救済してもらえないか相談してみましょう。

その際、テストの結果が判明した後ではその結果を覆すことができないので、テスト期間中~採点期間までに相談する必要があります。

相談のための訪問を依頼する際は、「単位取得について相談がございます。お忙しい中大変申し訳ないのですが、お時間をいただくことは可能でしょうか?」と、お詫びの言葉とともに依頼しましょう。

 

教授に相談する時には、「〇〇という企業に内定をもらえている」「単位取得の自信がない」「テストに加えて単位取得を認めてもらえる可能性はないか」ということを整理して、誠実に伝えましょう。

教授によっては追試やレポート、お手伝いをすることで救済してくれる可能性があります。反省し努力するという意欲と態度を示して、留年しないために最善の行動をしましょう。

 

 

内定が出たのに留年が決まってしまった場合

卒業するために最善を尽くしたけれど留年が決まってしまった場合は、親と内定先企業に報告と相談をする必要があります。

内定先企業にはすぐに内定辞退の連絡を入れるのではなく、謝罪した上で、誠実に事情を報告して考慮してもらえないかダメ元でも相談してみましょう。

留年することを親に報告する

学費を親に協力してもらっている場合、留年すれば追加の在籍分の学費を親に負担してもらわなければなりません。

進路と経済的負担にも関わる重要なことなので、親には必ず報告しましょう。

厳しい言い方になってしまいますが、卒業できなくなってしまったのはあなたの責任です。

 

親に八つ当たりしたりせず、まずは謝罪しましょう。

その上で、内定先企業にも最善を尽くして相談してみる旨を伝えてください。

 

留年が決まったら、企業に謝罪するためお詫びの連絡を入れる

内定先企業は、あなたの入社を受け入れるための準備を進めています。

人事担当者は、企業側がどうすべきかを上層部とともに判断する時間が必要になるので、卒業できず留年することが判明した時点で、速やかに内定先企業へお詫びの連絡を入れてください。

 

内定辞退する前に、卒業できるまで入社を待ってもらえるか企業に相談してみる

ケースとしては多くありませんが、企業によっては卒業するまで入社を待ってくれる場合もあります。

また、就活に再挑戦する際に選考を優遇してくれる可能性もなくはありません。

いきなり内定辞退の連絡を入れるのではなく、わずかな可能性にでもかけて内定先企業に相談してみましょう。

 

その際、「卒業するまで入社を待ってもらえますか?」とダイレクトに聞くのは失礼にあたります。

留年してしまうことを誠実に謝罪して、「再度入社試験を受けさせていただくことは可能になりますでしょうか?」と聞きましょう。

場合によっては、インターン生として卒業するまで働かせてもらえる可能性もあるでしょう。なんとしてでも内定先企業に入社して貢献したい、という意欲を見せることが重要です。

 

中退した場合は内定取り消しになるケースが多い、嘘をつくのもNG

企業は「〇〇年卒業見込み」を条件として新卒の学生を採用します。

4月に入社するために、留年せず大学を中退した場合は「〇〇年卒業」という条件を満たしていないため、内定取り消しになってしまう可能性が極めて高いです。

入社時に卒業証明書の提出を求められるケースが大半なので、本当は中退しているのに卒業した、と嘘をついてもすぐにばれてしまいます。

 

勝手な行動は最悪の事態を招きかねません。

企業からの信用を失い、別の企業に入社したとしても内定先企業と取引できなくなってしまう可能性だってあります。

絶対に嘘はつかず、内定先企業としっかり話し合った上で対応を決めてください。

 

 

留年と内定取り消しが決まってしまった場合

内定先企業からも内定取り消しが決まり、留年することになった場合。気持ちを切り替えて、やるべきことをこなしていくしかありません。

留年中はどのように過ごすべきか、見ていきましょう。

親と大学に相談して、大学の在籍形式を決める

留年すれば追加で学費を支払うことになります。親には数十万~数百万という単位で経済的負担をかけてしまうことになります。

大学によっては、前期もしくは後期の在籍した期間だけの学費を支払える仕組みがあります。

留年中の在籍期間はどのように設定すべきか、経済的事情とあわせて親に相談する必要があります。

また、大学の学部センターやゼミの教授にどのような在籍形式が認められるか相談しましょう。

在籍形式としては、主に以下の3種類が考えられます。

前期は休学し、後期に復学する

就活がピークの前期は休学して就活に集中し、後期に復学して残った単位を取得するパターン。

学費が後期分だけになる可能性があり、前期は就活だけに集中できるため効率的ですが、万が一後期で単位を取得できなかった場合は取り返しがつかなくなります。

前期で単位を取得し、卒業する

前期で単位取得も就活も済ませて、前期だけで卒業するパターン。

大学によってはこの形式を認めている場合があります。単位取得と就活を同時にこなさなければならないので、計画的な行動が求められます。

内定先企業が留年後の入社を待ってくれる場合は、この形式が最もおすすめです。

前期と後期ともに大学に在籍する

留年期間をフルで大学生活に充てるパターン。残っている単位が多い場合や、モラトリアム期間として前向きに時間を活用したい場合は、もう1年大学生活を送ってみるのもいいでしょう。

しかし1年間分の学費が必要になるので、半期のみの在籍よりも経済的負担が大きくなります。

親に学費を協力してもらっている場合は、それでも可能かを確認してください。

 

必ず単位取得する

留年中は、言うまでもないですが必ず取り残した単位を取得してください。

この期間に単位を取得できなければ、再度同じ過ちを繰り返すことになってしまいます。

取得する必要のある単位数が少ない方が多いと思うので、その授業くらいはさぼらずしっかり参加すべきです。

そうすることで、教授が気にかけてくれる可能性だってあります。

 

時間があるようであれば、念のため多めに単位を取得しておくのもいいでしょう。

大学の授業は、面白く視野の広がるものが多いです。

意欲を持って積極的に授業に参加して、知見を広げてみましょう。

 

就活に再挑戦する

内定取り消しとなった場合、就活に再挑戦する必要があります。

一度経験しているので、他の就活生よりも慣れておりアドバンテージもあるはずです。

自信を持ってください。留年中に内定を得られなければ意味がありません。手を抜かずにしっかりと取り組みましょう。

 

就活では「なぜ留年することになったのか?」「留年して学んだことは何か?」と聞かれる可能性が高いです。

前年の失敗を反省している旨を述べた上で、留年中にどれだけ成長できたかをアピールする必要があります。

資格取得や新しいことへのチャレンジなど、胸を張って成長したと言えることに挑戦してみてください。

その経験と意欲を評価してくれる企業はきっとあるはずです。

 

充実した大学生活を送る

望まぬ形ではありますが、せっかく得たモラトリアム期間です。

これを前向きにとらえて、単位取得や就活などやるべきことはしっかりやった上で、充実した大学生活を送ってください。

旅行や映画鑑賞、語学の勉強など、時間がなくてやれていなかったことにチャレンジするいい機会です。

将来、「留年中の経験があったからこそ成長できた!」と言えるよう、楽しくやりがいに満ちた毎日を送りましょう。

 

大学を中退して、既卒として就活する

経済的事情などでどうしても留年することができない場合は、大学を中退して既卒として就活するのも一つの手です。

最近は既卒者向けの就活サービスも充実しているので、既卒になったからと言って就職できなくなる訳ではありません。

「なぜ中退することになったのか」ということをしっかり説明できるよう考えを整理して、反省し、課題を改善し、これからは前向きに何事も取り組んでいく、という姿勢を見せましょう。

 

 

まとめ

卒業できず留年してしまう可能性がでてきたら、速やかに行動しましょう。

早く行動すればするほど、救済施策の可能性が残っています。

また、内定先には絶対に嘘はつかず、しっかりと謝罪した上で相談してみましょう。

せっかく就活を頑張って得た内定です。最後まで諦めずに、やれることはやってみましょう。

きっと精神的にも体力的にも辛いかとは思いますが、いつか必ず笑い話にできる日がやってきます。

この経験を糧にして、前向きにやるべきことに取り組んでいきましょう。

 

【この記事を書いた人】
山岡理帆

転職サイトのWebディレクターを約5年間経験し、現在はキャリアに関するコラムを中心に執筆しているフリーライターです。
旅行とグルメが大好き。夫婦でフリーライターやってます。

 


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