「就活中だけど、自分がやりたいことがよくわからない」
「やりたいことって、どうすれば見つかるの?」
今回はそんな疑問をお持ちの就活生の皆さまに向けて、就活でやりたいことがわからない理由や、やりたいことを見つける方法などをご紹介します。
Contents
就活でやりたいことがわからない理由
「将来の夢はなにですか」「良い高校に行きなさい」「良い大学に行きなさい」「良い会社に入りなさい」
日本人の多くは、耳が痛くなる程このような言葉を聞いて、育ってきたのではないでしょうか。
良い学校に進学して良い大学を卒業すればよい会社に入れる。
そして年収も増え、幸せな人生を送れる。
このような教育を受けてきた方は多いと思います。
学校教育の中で、そんな価値観を植え付けられてきたのに、就活を始めてから、突然、「やりたいことは何?」「将来の夢は?」などと聞かれても、わからなくても当然かもしれません。
「自分は営業は向いてないから事務職かなぁ」
「モクモク作業が好きだから事務職が向いてる?」
とか。
「やりたいこと」というより、消去法のような決め方になってしまい、
「本当にやりたいことがわからない」
という状況で悩んでいるのではないでしょうか。
自分がやりたいことってなんだろう?
かくいう私も、やりたいことを探していたのに、なかなかやりたいことが見つかりませんでした。
なんとなくポカーンとした漠然とした夢しかありませんでした。
というか、高校や大学で先生から「将来の夢を決めなさい」と要求されて、仕方なく決めたようなところもあるので。
大学に入学してからも、「自分がやりたいことってなんだろう?」と自問自答し続けてきました。
自分がやりたいことを見つけようと部活動に取り組んでも、なかなかやりたいことは分かりませんでした。
自分がやりたいことを見つける方法
しかし、そんな私もやりたいと思える仕事を見つけることができました。
その方法についてご紹介します。
志望企業や業界がわからなくても大丈夫
「志望業界が決まらない。」「企業が多すぎて決められない」
就活を始めたらだれでもこのような悩みを持つと思います。
学校で就活間近になると「業界を絞りましょう」「企業を見極めましょう」なんて言われるので。
でも、結局どういう基準で判断していいかもわからない。
どの企業が良いのかわからない。調べれば調べるほど出てくる。
さらに悩まされるという悪循環ではないでしょうか。
しかし、業界や企業を簡単に決められる方法は存在します。
では、どのように志望業界や志望企業を決めていくのか。
1つずつ説明していきましょう!
志望業界を決めるポイント
大切なこととして、志望業界を決める際にいくつかのポイントがありますよね。
「給料が高い会社がいい」「休みは多くとりたい」「若いうちからバリバリ働きたい」など。
人によって価値観は様々だと思います。
まずは思いつくだけ、紙にメモして下さい。
その上で、本当に優先順位が高いものをピックアップします。それでもまだ数個残ると思います。
そこで初めて、「自分が最も譲れない条件は何か」ということを考えて順位を付けていきましょう。
その時にポイントなのが、業界に対する順位と企業に対する順位を分けて考えることです。
そうすることで、本当に行きたい業界や企業の存在がわかりやすくなります。
優先したいものが多すぎて決めきれないなど、それでも決められない場合もあるかもしれません。
そのような場合は、以下の方法を取り入れて下さい。
興味がある業界のOB訪問
志望業界や志望企業の絞り方としてはOB・OG訪問があります。
大学のキャリアセンターへ行けば、その大学から卒業した人がどのような業界や企業に入社したのかがわかります。
キャリアセンターの方にお願いすれば、それら一覧を見ることができるでしょう。
就活が本格化する時間に余裕があるうちに行っておきましょう。
ポイントとしては、興味がある業界に就職した先輩、だいたい3人以上にOB訪問をお願いしましょう。
人によってはOKを貰えない場合があるので、少し多めに声をかけておくと良いでしょう。
また、3人程度にOB訪問をするにあたって、「なぜその業界を選んだのか」「なぜその企業に入社しようと思ったのか」ということを中心に質問していくと良いでしょう。
話を聞いていくうちにかならず「この業界素敵だな」と思う瞬間があります。
その感性を頼りに決めていきましょう。
自己分析から決める
他にも、自己分析で決める方法があります。
巷に出回っている本の中からじっくり自分を研究できそうなものを選んでください。
それを1回行えばある程度自分のことがわかると思います。
自己分析の結果から導き出されたあなたの性格や傾向を元にどの業界が良いのか。
どの企業に入社すべきなのか判断していきましょう!
焦らなくても、就活を経験していく上でいくらでもやり直せるタイミングはあるのでゆっくり将来について考えていきましょう!
理想の仕事を見つける方法
やっぱり理想の仕事に就きたいですよね。
すでに業界と企業はある程度決まっていると思うので、もう少し深い部分を見ていきましょう。
どのような仕事があなたにとって良いのか。
理想の仕事は何なのか。
入社して後悔しない仕事は何かを見つけていきましょう。
その方法をいくつかご紹介します。
他己分析で自分を客観視する
自己分析と似ていますが違います。
他人に自分の性格を教えてもらうことです。
マイナビやリクナビのサイトから「他己分析セミナー」や「他己分析診断チェック」といった簡単に診断できるものがあります。
LINEなどで友達に「私の性格のこと診断してー」と送ればワンタッチであなたの性格を友達が入力できるようになっています。
ボタンをポチポチ押していくだけで、友達があなたの性格を「こんな感じだよー」と送ることが可能になっています。
自分を客観視する機会としてぜひ利用して下さい。
自己分析をし過ぎて何が何かわからなくなった時に、有効です。
親に過去の自分を聞く
就活生なら親に聞いたことがあるのではないでしょうか。
「ねぇねぇお母さん、私の性格ってどんなの?」
この一言だけで結構知れたりするものです。
なぜなら、親が一番あなたの次にあなたを知っているので。
小さいころからの言動などをみているので、友達に診断してもらうよりは信憑性があると思います。
マイナビやリクナビの他己分析診断チェックを利用して、友達に送るのが恥ずかしいという方は、親に聞いてみるのがマストだと思います。
結構簡単に悩みが解決するかもしれません。
就活のことも何もかも忘れて一旦おちつく
結構おススメです。
就活になるとドっと疲れが溜まる人が急増します。
毎日将来のことや自分について考えるので、今まで経験の無いことをして疲れが溜まります。
そんな時に、無理に志望業界ややりたい仕事を決めようとしても無駄です。
焦る気持ちもありますが、一度立ち止まって就活から離れてみるのも効果的ですよ。
2,3日だけ友達と遊んでみたり、バイトなどの予定も何も入れずに家でゲームしたり漫画読んだり。
美味しいものを食べに行ったりするだけでもリフレッシュできると思います。
やりたいことやりたくないことのリスト100を作る
やりたいこと、やりたくないことを書き出してみましょう。
私は就活中には、やりたいことやりたくないことリストは作成していませんでした。
しかし、今将来について新たに見つめ直す機会がありました。
そのときにやりたいこととやりたくないことリストを作成しました。
その時分かったのが
「やりたいことを実現しようと脳が感じる」
「やりたくないことは絶対嫌だと拒絶する」
ということです。
100個見つけるのは大変だと思いますが、各20個程度なら見つかると思います。
誰に見せるわけでも無いので思いついたものをバンバン書いていきましょう。
本当にやりたいことを書けば、あなたの脳は勝手にそれを達成しようと考え出し、あなたの体は勝手にそれを達成しようとしたくなります。
また、やりたくないことを書けば、脳は絶対に嫌だと無意識に感じるので、その方向に行かないようになります。
やりたいことややりたくないことを書き出しているうちに、新たにやりたいことやそうでないことが見つかるのでおすすめです。
きっと、このリストからあなたが本当につきたい仕事というのがわかると思います。
やりたいことが決まらない就活生へ
冒頭でもお話ししましたが、やりたいことを見つけないといけない時期は必ず来ます。
この記事を読んでいるということは、今がその真っただ中かもしれません。
毎日悩んで色んな人に性格や自分について質問して、時間があれば将来のことや生きたい業界、企業、付きたい仕事について考えてきたと思います。
でもそれでもわからない、すごくしんどいと思ったり、焦ったりする気持ちもわかります。
ただ、いずれかは自分の将来を決定しないといけない時がやってきます。
このままずるずる就活をしていても前に進めないと思います。
なのでこの記事を読んでいる今日を機会にもう一度真剣に自分を見つめてみて下さい。
上の章で志望業界や志望業界の見つけ方を解説しています。
他にも方法があるかもしれませんが、きっとどの方法で自分を見つめ直しても出てくる答えは同じだと思います。
100%「これだ!」と思える仕事に就けない方も多いと思います。
でも、就活をしていく上で、たくさんの大人に会う機会があります。
また、知らなかった企業に出会う機会も多いです。
説明会や合説に足を運べば1日で数十社の企業を知ることができます。
何を言いたいかというと、とりあえず行動してみて下さい。
自分の将来がどうなるかわからなくて不安になる気持ちはわかりますが、悩んでいても前に進むことはできません。
あなたが悩んでいるすきに周りの就活生はどんどん志望業界をきめて、魅力的な企業を見つけていきます。
気が付けば、周りの友達は既に内定を1社とている状況かもしれません。
後悔してからは遅いです。
今のうちに行動していきましょう。
行動していくうちに意外なところで魅力的な業界や企業を見つけることができるものです。
会社に魅力を感じなくても、選考が進むにつれて志望度が高まったり、人事の型とかかわる上で「この企業が良い!」と思えたりするものです。
迷っている暇があれば今すぐ行動してしまいましょう!
「周りの友達が内定をもらい始める中、自分だけが取り残されている気がして不安」
「そもそも自分が本当にやりたい仕事がよくわからない」
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