面接でどんなに良い受け答えをしても、スーツがヨレヨレだったり、髪がボサボサだったりしたら、面接官の印象はガクンと下がってしまいます。
「この人、うちに入って真面目に仕事してくれるかな」
「身だしなみも十分に整えられなくて、会社の規則なんて守れるのか」
中身で勝負したいと思っても、見た目で判断されてしまうのが世のことわり……。
特に女性の場合、見た目を決めるポイントはヘアスタイルにあります。
自分の髪の長さに合っていて、なおかつ面接官受けも良いヘアアレンジをマスターしておきたいところですよね。
今回は
- ロング、ミディアム、ショートそれぞれにオススメの髪型
- 印象が良くなる前髪のアレンジ方法
の2つを中心に、なんとしても就活を成功させたい女性に向けて、印象がぐっと良くなる髪型をお教えしたいと思います!
Contents
髪型ってそんなに大事?
とりあえず黒髪でポニーテールにしておけば大丈夫でしょ、なんて思っていませんか?
確かにポニーテールは就活におけるオーソドックスな髪型ですが、髪を結ぶ位置がちょっと違うだけでも印象ってガラリと変わります。
たかが髪型、されど髪型。甘く見ていると、気付いたら就活に失敗しているかもしれませんよ!
まずは道具を準備しよう
最低限、就活で髪型をセットするときに準備しておきたいものをリストアップしてみました。
100均で手に入るものもあるので、このぐらいは用意しておきたいですね。
- クシ、ブラシ
- ヘアゴム:黒か茶色の目立たないもの。結ぶ量が少なければシリコンゴムでも。
- ピン:黒のアメピンがベスト。長さの違うものを用意しておくと便利かも。
- マジックカーラー:髪を巻き付けるだけだから簡単。前髪にクセを付けるときに使います。
- ヘアスプレー、ワックス:崩れにくくするため、就活においては必需品です。
普段あまりヘアスプレーやワックスを使わない人だと、面接当日に急に使おうとしても上手くいかない場合が多いです。
つけ過ぎて髪がベッタリしてしまったら、面接を受ける前からテンションが下がってしまいますよね。
ヘアピンやマジックカーラーにしても同じです。
使い慣れていないと当日の朝になって慌ててしまうので、面接の1週間ぐらい前から毎日練習しておくと安心です。
ヘアスタイルでほかの人と差をつけよう!
面接を受けるのはあなただけとは限りません。ほかの就活生が自分と同じ企業を受けることもありますよね。
そのときに、ライバルと少しでも差を付けたいなら第一印象を良くすること。
「失礼します」と部屋に入ったとき、面接官に「お、この人は……!」と思わせるような印象を髪型から作っておきましょう。
ロングの定番はポニーテール
就活での女性の髪型といったら、やっぱりポニーテール、一つ結びですね。
すっきりとして、清楚なイメージがあって、清潔感を演出できます。
ポニーテールは髪の毛を後ろで一つにまとめて結ぶだけですが、ちょっとしたひと手間で印象が大きく変わってくる、奥が深い髪型です。
まずは結ぶ位置ですが、高すぎず、低すぎず。
耳ぐらいの高さで結ぶとちょうど良いのではないでしょうか。
結んだ位置より下に指が4本ほど入るとバランスよく見えます。
結ぶ位置が高すぎると、明るい印象にはなりますが、ちょっとカジュアルな印象になってしまいますね。
「これから遊びに行くつもりかな?」なんて思われてしまう可能性があります。
逆に結ぶ位置が低すぎても、落ち着いた印象にはなりますが、大人しすぎるイメージになってしまいます。
「ちゃんと自分の意見を言える子だろうか……」なんて思われてしまうかも。
結ぶときは、表面がボコボコしないように、よくクシで梳かしながらまとまること。
髪全体に軽くワックスをなじませておくと、まとまりやすくなるかもしれません。
サイドの髪も残さず一つにまとめましょう。
結び終わったら、あともうひと手間。
襟足のところに後れ毛が出ていたらワックスなどで固めて、あとは髪全体にヘアスプレーをかけましょう。
こうすることで、風の強い日でも髪が崩れにくくなるので、安心して面接会場まで向かえます。
ミディアムならハーフアップも
就活において、髪をおろした状態(ダウンスタイル)はご法度ですが、ハーフアップならOK。
清楚感があって、なおかつ女性らしさも演出できるので、周りが同じようなポニーテールばっかりだったときに差を付けられます。
ただし、あまり髪が長い人がハーフアップにすると野暮ったい印象になってしまうこともあるので、肩~肩甲骨ぐらいまでの長さの人向けの髪型です。
まずは髪を2つに分けます。
だいたい耳の上のラインの髪を取ったら、クシで梳かして上下の髪をしっかり分けておきましょう。
このひと手間で仕上がりがグッと綺麗になりますよ。
ヘアゴムで上の髪を結んだら、あとは髪全体にスプレーをかけて軽く固めます。
ポニーテールのときよりも結ぶ量は少なくなるので、黒か茶色のシリコンゴムを用意しておくと良いでしょう。
結んだ髪からひと房取って、それを結び目にくるくると巻き付けてヘアゴムを隠してしまっても良いですね。
就活にショートカットはNG?
さすがにショートヘアの人が髪を結ぶのは難しいですよね。
ですが、結べない長さはNGかと言われたら、そんなことは全くありません。
ショートやボブの人でも、きちんと髪がまとまっていれば好印象を与えることもできるので、ポイントをしっかり押さえてセットしましょう。
まず、ポイントとなってくるのはサイドの髪の処理です。
どうせ結べないんだからそのままでいいでしょって思うかもしれませんが、必ずサイドの髪は耳にかけて、顔や耳が隠れないようにしましょう。
ヘアピンを使って留めても良いですね。
ただし、ヘアピンはできるだけ表から見えないようにすること。
上から髪を被せてヘアピンを隠せるような「隠しピン」にすることをオススメします。
次に気を付けたいのは髪のお手入れです。
これは日頃の努力が大切になってきますね。
髪が傷んでパサパサになっていたりすると、面接当日に上手くまとまらなくて焦ってしまうかもしれません。
- 夜お風呂から上がって、きちんと髪を乾かしてから寝ていますか?
- ちゃんと髪にも日焼け対策をしていますか?
- 過度なダイエットを続けていると、健康的な髪を維持するための栄養が不足してしまいます。
あとは当日、寝ぐせがついていたらしっかり直して、ハネや広がりがないか鏡を見てチェックしましょう。
寝ぐせは、毛先だけを濡らすのではなく根本から濡らすと直りやすくなりますよ。
前髪が一番大事!?
ロング、ミディアム、ショートそれぞれの就活におすすめの髪型を見ていきましたが、忘れてはいけないのが前髪です。
面接官が見るあなたの第一印象は、前髪で決まると言っても過言ではありません。
眉毛は出す
まず、絶対条件として眉毛は出すこと。
眉毛が隠れるぐらいの長さで前髪を下ろしていると、顔全体の印象が暗くなってしまいます。
目にかかっているなんて絶対にダメ!
だからといって、眉より遥かに高い位置でのぱっつん前髪というのも、幼く見えてしまって就活向きではありません。
就活においては、前髪は左右に流すのが一般的となっています。
分け方は7:3でも、センター分けでも、お好きな分け方で構いません。
とにかく眉が出ることを意識してください!
耳も出す
あとは、耳も前からしっかり見えるような前髪にすること。
長い前髪を横に流す場合は、耳の後ろへ持って行くようにしましょう。
前髪の両サイドだけ長く伸ばす“触覚”前髪は、可愛くて小顔効果が期待できますが、就活においてはNGですよ。
おすすめの前髪アレンジはこれ!
前髪を左右に流す場合は、カーラーで10~20分ほど巻いてからセットすると良いでしょう。
朝、顔を洗ったらカーラーで巻いて、そのまま朝食を食べて片づけていれば、ちょうどそのぐらいの時間が経ちますね。
カーラーを取ったら、クシで梳かしながら左右に流してヘアスプレーで固めます。
もう少し長めの前髪の人は、耳の後ろあたりでピンを使って留めても良いですね。
ピンは表から見えないように隠しピンにしましょう。
もしくはポニーテールやハーフアップにするなら、ボリュームを出さないポンパドールや、前髪全体を後ろに流すオールバックにしても良いでしょう。
明るく快活な印象を与えることができるのでオススメですが、お堅い企業の場合はあまり良く思われないこともあるので注意してくださいね。
前髪は絶対に触らない!
お辞儀をした時、ちょっと顔の角度を変えた時、ついつい落ちてきた前髪を直そうとして髪に触れてしまうというクセのある人は要注意!
その行為、就活では絶対に禁止です。
顔に髪がかかったり、前髪が落ちてきたりすると気になって面接にも集中できなくなってしまいますし、直したくなってしまいますよね。
ですが、見ているほう(面接官)からすると、その行動は鬱陶しいだけ。
そうならないように、前髪はきちんとスプレーなどで固めて崩れないようにしておきましょう。
後ろ髪についても同じです。
お辞儀をしたタイミングで前にバサッと来ないように、しっかりまとめておくことが大切です。
ヘアカラーはどこまでなら平気?
就活の時期になると、「髪を黒く染めなきゃ」って焦る人をよく見かけます。
学生時代は自分の好きな髪色を楽しんでいた人も多いと思いますが、就活ではやっぱり黒にしておくのが無難です。
周りのみんなが黒髪の中、自分だけ茶髪だったり金髪だったりすれば、当然浮きます。
しかも悪いほうに。
ただ、「じゃあ、どのくらい黒く染めればいいの」って悩む人も多いですよね。
基本は、自然な髪色。
あんまり真っ黒にしすぎても、どこか浮いた感じがして違和感だけが残ってしまいます。
面接官に「この人、あきらかに黒く染めてるな」ってバレるのは避けたいですよね。
基準としては6~8レベルが自然だと言われています。
美容院に行って迷ったら、とりあえず7レベルで染めてもらってはいかがでしょう。
「就活で黒く染めたいのですが……」って美容師さんに相談してみると、あなたの髪に合った髪色を提案してくれるかもしれません。
ちなみに、自分で黒く染める人もいますが、ムラが出てしまったり、すぐ色落ちてしまったりする可能性があります。
特に市販の安いヘアカラーは失敗しやすいです。
できるだけ美容院で染めてもらうようにしてくださいね。
絶対に黒じゃなきゃダメ?
ほかと差を付けたい、個性をアピールしたいって思うかもしれませんが、基本は黒以外の髪色は印象を悪くしてしまう可能性があります。
特に、銀行や医療関係などの職場は厳しい傾向にありますね。
ただ、アパレルだったり美容系だったりの職場なら、割と基準が緩めなこともありますね。
そういうところではダークブラウンなどの落ち着いた茶髪でも受かる可能性は十分にあります。
要は、自分が受ける企業がどんな業種なのか、また社風はどんな感じなのかを理解しておいて、それに合わせた髪色にするということですね。
もちろん、繰り返しになりますが基本は黒ですよ!
髪型をばっちり決めて就活成功への道を開こう
就活で面接に行くときは、可愛さよりも清楚・清潔な感じを意識してヘアスタイルを決めましょう。
必ず眉が見えるような前髪にして、サイドの髪で耳が隠れないようにすること。
顔と耳をしっかり出すだけでも明るい雰囲気になって、好印象が期待できますよ。
やっぱり基本は黒髪にポニーテールとなってしまいますが、いつもより少し時間をかけてセットするだけで人と差をつけることはできます。
面接の練習と一緒にヘアアレンジの練習もして、ぜひ当日の朝は余裕をもって、身だしなみもバッチリ決めてから出陣したいですね。
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